屋根の雨漏りの主な原因

新潟は雪が多いし、海に面していて冬は台風並みの強風が吹きますので、家にとっては 過酷な場所になります。
そんな新潟の雨漏りは上からだけじゃなく、横からの雨漏りもあります。
雨漏れの主な原因は

  1. 瓦の割れやズレ
  2. 屋根の谷間からの浸水
  3. 屋根の下地材の劣化
  4. 瓦の棟のモルタル部分の剥がれ・劣化から水が浸入
  5. 雨樋が壊れたことによる水の侵入

になります。

瓦の割れやズレの主な原因

  • 鉄くぎを使用したことによって 釘が錆びて膨張して瓦が割れてしまった。今はステンレス釘をつかうことによって、釘による割れは少なくなってきています。
  • セメント瓦やコロニアル屋根は塗装によって、材料が守られているため、再塗装をしないで放置しておくと、劣化して割れてしまう場合があります。
  • 雪の重みによる割れ
  • 強風による瓦のズレ
  • 人が上がったことによる瓦の割れ

屋根の谷間からの浸水の原因

  • 経年劣化による谷間の鉄板の穴あき
  • 大雨が降って、谷間に一気に水が集まり処理しきれずに溢れてしまった。

 

屋根の下地材の劣化の原因

  • 40年くらい前の瓦の下地材はコバ板という薄い木の板を下地材として使用していました。通気性はいいのですが、経年劣化により腐食すると穴が開いてしまいます。
  • 瓦を割れたまま放置しておくと、紫外線によって、やはり下地材は劣化してしまいます。
  • コロニアル屋根材は、下地のルーフィングシートが張られています。これも経年劣化によって、穴が開いてしまいます。

瓦屋根の棟のモルタル部分の剥がれ・劣化の原因

  • 凍害を繰り返すことによる劣化
  • 強い地震による振動

雨樋が壊れる原因

  • 雨樋を支える金具が 錆びて弱くなり 風に耐えられなくなり壊れてしまう。
  • 雪の重みや衝撃を受けて 壊れてしまう。

 

屋根のメンテナンス・リフォーム方法

屋根は 普段なかなか見れない場所である為に傷み具合が確認しにくい場所です。見る機会あったら、しっかりと現状を把握しておきたいところです。常に日光や風雨、冬は雪にさらされているので、定期的なメンテナンスは家を長持ちさせるのに、非常に重要になります。雨漏りを事前に防ぐ為にも有効なことです。

屋根塗装

セメント瓦や鉄板の屋根材で痛みが比較的に少ない場合に屋根の塗装は有効になります。塗装工事では 雨漏りを直すことはできませんが、屋根材の寿命を延ばす事には、定期的に塗装しておくことが重要です。おすすめはシリコン塗装です。(費用対効果が高い)

屋根重ね葺き(カバー工法)

今の屋根の上から張る工法で 廃材処分費がかからないのが、利点です。しかし 築30年以上建って雨漏りによる下地の腐食が激しい場合は、施工が難しい場合もあります。カバー工法の場合は、軽量の屋根材を使って、家の重量の負担を少なくしましょう。おすすめはリッジウェイです。(耐久年数30年で非常に軽い)

屋根葺き替え

屋根材の傷みが進んだ状態で、雨漏りがあった場合は、屋根の葺き替えが効果的です。葺き替え時にしっかり下地を確認して悪い部分は補修ができるので、安心です。(おすすめは焼き瓦・鉄板屋根の場合は ガルバリウム鋼板です。)

雨漏り無料診断

雨漏りは症状や原因が様々で、職人さんでも特定が難しいときがあります。
クラフトワンでは、色々な角度から、しっかり調査をして、お客様の生活スタイルや ご要望に合うように 最適なプランをご提案していきます。